自動ドアが反応しない人の理由は服と床の2つの素材だった

あなたは、自動ドアが反応しない経験はないでしょうか。
あれ、自動ドアが空かない。自動ドアが開かない原因が気にならないでしょうか。
何度自動ドアの前に立っても、なかなか自動ドアが開かないときがあります。

他の人は自動ドアが開くのに何故自分だけ?

稀に自動ドアが反応しなくなり、建物の中に入れない。
自動ドアの故障なのかなぁと思っても、他の人にはちゃんと反応しドアが開く。
やばい、自動ドアに嫌われた。

いや、そうではない。
自動ドアには当然ながら開閉センサーが取り付けられている。
そのセンサーの人感センサーにも苦手なものがあっただけなのである。

自動ドアのセンサーにも弱点があった

自動ドアは、光線式センサーで開閉しております。
しかし、光線式センサーにも弱点があり黒い服や、フカフカした服にはセンサーが反応しにくいのです。
例えば、「表面に光沢のある服」と「モコモコした服」はどちらが光を反射するでしょうか。

そして、自動ドア近辺の床の素材も、自動ドアが開かない原因の一つです。
床に絨毯などの光を反射させにくいものが敷かれていると、光線式センサーが光を感知しにくくなります。
例えば、床が石材で表面かピカピカしている場所と、一面絨毯が敷かれている場所ではどちらが光を反射するでしょうか。

自動ドアを確実に開かせる方法もある

自動ドアのセンサーには、約80%のシェアで「光線式センサー」が採用されている。
光線式センサーは、その空間の光の反射の変化によって自動ドアの前に人がたっているかどうかを認識します。
つまり、自動ドアの前で光を大きく変化させる物を身にまとっていれば確実に自動ドアが開きます。

例えば、キラキラとしたアクセサリーを身につけたり、スパンコールの付いた服を着るなどです。
このように、光を反射させる服装や装飾品、また素材などを着たり身に付けたりすると光線式センサーは確実に認識できるのである。

自動ドアセンサーは全部で3種類

これまで自動ドアの「光線式センサー」をご紹介しましたが、他にも種類がありますので以下にまとめます。

  • 光線式センサー
  • 熱線式センサー
  • 超音波センサー

以上の3種類の自動ドアセンサーが一般的でありますが、「光線式センサー」が約8割の導入シェアとなっております。
それぞれのセンサーの特徴をご紹介します。

まず、「光線式センサー」は周辺の光の反射量によって人物がいるかを判断するセンサーになります。
光の量を基準にしますので、光を吸収する服装や床であれば自動ドアが反応しない場合があります。

そして、「熱線式センサー」は周囲の気温と人間の体温の温度差を感知して人物がいるかを判断するセンサーになります。
そのため冬場などは問題ありませんが、熱気に満ちた猛暑日よりであれば周囲の温度が高温になり人が立っても自動ドアが反応しない場合があります。

最後の「超音波センサー」は周囲の音の変化を感知して人物がいるかを判断するセンサーとなります。
そのため気温や服装に左右されずに機能しますが、雨や雪そして強風時には人が立っても自動ドアが反応しない場合があります。

自動ドアを反応させる3つの工夫

  • 自動ドアに斜め入りせず、正面から向かう
  • 服装は光を反射するものを着る
  • ダーク系の服ではなく、明るい服を着る