プレミアムフライデーとは、2017年2月から実施される毎月月末の金曜日に仕事を午後3時を目標に終了させるキャンペーンです。
経済産業省と日本経済団体連合会の狙いは、いつもよりプレミアムフライデーの実施により仕事が早く終わり、個人の日常生活の娯楽や消費を促進させることが目的です。
プレミアムフライデー実施企業一覧は、大手を中心に徐々に実施表明をする企業が増えてきました。
さらにプレミアムフライデーは関ジャニ∞をナビゲーターに決定して話題を呼んでいます。
目次
プレミアムフライデー実施企業一覧
プレミアムフライデー実施により、その日は有意義な個人的時間が確保されるため国内の実施企業従業員は日帰り旅行なども楽しめる。
また、毎月末の午後3時を仕事終了の目安にしておりますがプレミアムフライデー実施企業によって前後することがあります。
なおプレミアムフライデーが実施されると第一生命経済研究所の調査によると買い物や旅行などが増加するため1日当たりの消費が約1,230億円を超えると予測している。
このプレミアムフライデー実施により、巨大な「ハロウィーン市場」に匹敵するほどの消費流通規模となることが期待されている。
では、現時点で確認が取れているプレミアムフライデー実施企業一覧をご紹介します。
- 大和ハウス工業株式会社
- 日本テクノ株式会社
- 住友商事株式会社
- ソフトバンクグループ株式会社
- 三菱自動車工業株式会社
- 森永製菓株式会社
以上が、早々から実施表明したプレミアムフライデー実施企業一覧です。
大和ハウスのプレミアムフライデー内容
大和ハウス工業株式会社は、毎月ではなく偶数月の月末金曜日に午後有休休暇をプレミアムフライデーで実施する方針です。
また、この2カ月に一回の半日有給休暇制度にて新入社員の採用などの強みにする狙いもあります。
大和ハウス工業株式会社は、このプレミアムフライデー実施対象をパートを含んだ従業員1万9,000人とした。
日本テクノのプレミアムフライデー内容
日本テクノ株式会社は、自社の従業員の生活の豊かさを幸福度を向上させるためにプレミアムフライデーを毎月導入を決定した。
また、社員に自由な時間を確保させる利点と同時に日本国内の消費が向上するため世間にとっても良いとの判断であった。
住友商事株式会社のプレミアムフライデー内容
住友商事株式会社は、通常業務においてオンとオフの切り替えを大切と考えプレミアムフライデーの導入を決定した。
また、住友商事株式会社は有給休暇取得目標も16日以上と積極的な設定をしている。
住友商事株式会社が「やる時にやる」「休みは休み」とオンオフの切り替えによる働き方によって短時間に高い生産性を出す事を目指している。
ソフトバンクグループ株式会社のプレミアムフライデー内容
ソフトバンクグループ株式会社は、プレミアムフライデー導入により毎月末の金曜日は午後3時退社推奨を発表した。
また、プレミアムフライデー開始当日には「プレミアムフライデー キックオフイベント」が開催され代表取締役社長兼CEOの宮内謙氏が登壇する。
なおソフトバンクグループの従業員約1万人に対して、プレミアムフライデー実施を予定している。
三菱自動車工業株式会社のプレミアムフライデー内容
三菱自動車工業株式会社は、毎月末金曜日に午後3時の退社を推奨し、約8,500人をプレミアムフライデーの対象としました。
しかし、三菱自動車工業は製造業のため生産現場は例外とし、それ以外の営業部や開発部などにプレミアムフライデー制度を導入する。
森永製菓株式会社のプレミアムフライデー内容
森永製菓株式会社は、プレミアムフライデー制度で毎月末金曜日に全日あるいは午後以降の有休を発表した。
ほどんどの企業が金曜日の午後3時以降の目標のところ、プレミアムフライデーで全日もしくは半日の休暇と大胆な方針を決定。
森永製菓は該当日に、イベントなどの行事や会議を減らす方向でプレミアムフライデー対象従業員数は1,349人としました。
プレミアムフライデーの実施日
経済産業省と日本経済団体連合会のキャンペーン「プレミアムフライデー」をご理解いただけたと思います。
毎月末の金曜日の午後3時以降を目安に、仕事を終了し退社を行うことが目的です。
では、2017年のプレミアムフライデーの実施日をご紹介します。
- 2月24日(金曜日)
- 3月31日(金曜日)
- 4月28日(金曜日)
- 5月26日(金曜日)
- 6月30日(金曜日)
- 7月28日(金曜日)
- 8月25日(金曜日)
- 9月29日(金曜日)
- 10月27日(金曜日)
- 11月24日(金曜日)
- 12月29日(金曜日)
プレミアムフライデーの過ごし方
プレミアムフライデーが実施された時の過ごし方についてアンケートがありましたのでご紹介します。
この調査は日本生命保険相互会社が12月1日~18日の期間に、独自インターネットメディアにて9,283名を対象に行われたアンケート結果です。
プレミアムフライデー実施された時の過ごし方は、以下です。
- 【1位】家族と過ごす・・50.2%
- 【2位】習い事や趣味・・30.3%
- 【3位】ショッピング・・24.1%
- 【4位】外食や飲み会・・22.6%
- 【5位】旅行へ行く・・・13.9%
- 【6位】自己研鑽・・・・12.0%
- 【7位】美容エステ・・・ 4.0%
- 【8位】ボランティア・・ 2.0%
プレミアムフライデーでイベント
プレミアムフライデーが実施されている企業では、毎月末の金曜日は半日自由な時間が増えます。
そして、そんなプレミアムフレイデー時のイベント実施が増えてきております。
プレミアムフライデーでのイベント増加で、サービス業はやや激務になりそうな気もしますが。
プレミアムフライデー婚活イベント
日頃時間が無く、パートナー探しをする時間すら無いという方も多い現在社会だと感じます。
そんな時代背景にプレミアムフライデーは救世主なイベントとも言えるのではないでしょうか。
「おとなの婚活パーティーOTOCON」では、日頃婚活イベントに行く理由が無いという方でもプレミアムフライデー期間という理由ができます。
そのほかに、プレミアムフライデー婚活イベントだけでなく「お鍋パーティー」や「ワイン会」などのイベントが増加傾向にあります。
また、サービス業ではお手軽に体験できるお試しパックサービスなどのプレイムフライデー限定サービスが見受けられるようになりました。
プレミアムフライデー推奨団体
企業へのプレミアムフライデーを推奨している団体は、以下となります。
また、以下の団体に加盟している企業で既に2,000社以上がプレミアムフライデーの導入を決定しました。
経済産業省によると、プレミアムフライデー実施開始日までにプレミアムフライデー導入企業数が3,000社以上となると見込んでいる。
- 一般社団法人日本経済団体連合会
- 日本ショッピングセンター協会
- 一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会
- 日本スーパーマーケット協会
- 日本百貨店協会
- 日本旅行業協会
- 全国商工会連合会
- 日本商工会議所
- 日本チェーンストア協会
- 日本小売業協会
プレミアムフライデーは米国「ブラックフライデー」を意識
実は日本のプレミアムフライデーは、アメリカの大消費イベント「ブラックフライデー」を参考に実施されました。
アメリカのクリスマス商戦と年末年始商戦は、この「ブラックフライデー」開催と同時にスタートします。
・プレミアムフライデー帰れる会社と帰れる人
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