花粉症を弱める納豆が開発される!インフルエンザ予防にも納豆パワー

日本の国民食である納豆は、もともと健康に良い体に良い食品として認識されておりますが更に驚きの発見があります。
おかめ納豆でお馴染のタカノフーズ株式会社が、花粉症を弱める納豆「タカノフーズ すごい納豆s-903」を開発しました。
毎年毎年花粉症に悩む季節、辛い痒みや鼻詰りは苦しい気持ちになりますよね。

タカノフーズのすごい納豆s-903の効果

実は納豆は体の健康の他に、インフルエンザに対する予防効果と花粉症の症状を弱める作用のある種類がありました。
全ての納豆菌が同様の効果があるわけではなく、それが著しく高い作用のある納豆菌が存在します。
おかめ納豆で名が知れている、大手納豆メーカーのタカノフーズ株式会社はインフルエンザと花粉症に耐性のある納豆菌を使い新商品を開発しました。

タカノフーズ株式会社の実験結果では通常の納豆菌に比べて「タカノフーズのすごい納豆s-903」の納豆菌は、免疫機能が約1.5倍向上するデータが出ました。
「タカノフーズのすごい納豆s-903」は納豆にかけるタレにもインフルエンザや花粉症を意識して、免疫力を高める乳酸菌を混ぜたこだわりぶりである。
新商品、タカノフーズ「すごい納豆s-903」について詳しくレポートしていきたいと思います。

タカノフーズの所有する納豆菌2,200種

タカノフーズ株式会社が保有する納豆菌の種類が2,200種類とビックリする量ですが、この花粉症を緩和する納豆菌の研究は2002年に始まります。
タカノフーズがオリジナルで所有する納豆菌の中から、人が食べて免疫力を通常の納豆菌よりも約1.5倍高まる「S-903」を発見したことが新製品へのスタートです。
免疫力が他の納豆菌よりも高い「S-903」を使い、ウイルス対策や花粉症対策を実現することが目的でした。

タカノフーズ株式会社はその納豆菌「S-903」の特性を更に知るため、中部大学や専門機関と連携し約10年にわたって納豆菌の機能性を研究してきました。
そして、2012年にタカノフーズオリジナル納豆菌がインフルエンザなどの免疫に対して効果があることが確認され、2012年に特許を取得しています。
それが今回のタカノフーズ「すごい納豆s-903」の本格的な開発スタートと繋がりました。

タカノフーズのすごい納豆s-903と花粉症

2014年になると、タカノフーズ「すごい納豆s-903」の試作食品が完成し、花粉症患者50名へ開発中の納豆を2カ月半もの間食べ続けてもらいました。
タカノフーズ「すごい納豆s-903」の試作食品を摂取した人と摂取していない人の比較して、花粉症の症状を分析したところ花粉症独特の症状が緩和されました。
「すごい納豆s-903」の試作食品を摂取した人は、徐々に花粉症ならでわのくしゃみや痒みなどが軽減し、免疫力が高まりました。

タカノフーズのすごい納豆s-903とインフルエンザ

また、花粉症と同時にタカノフーズ株式会社と中部大学は、「すごい納豆s-903」の免疫向上でインフルエンザ対策を研究していました。
「すごい納豆s-903」を摂取することで、インフルエンザウイルスの増殖を防ぐことと、インフルエンザ侵入後も体内の免疫抗体の生産を高める事を確認します。
これにより、「すごい納豆s-903」は通常の納豆菌よりもインフルエンザ予防と花粉症の緩和に効果があることが実証されました。
インフルエンザ予防の納豆の誕生には、嬉しいかぎりですね。

すごい納豆s-903は一言で表すと「免疫力」

納豆菌は様々な種類や方向性があります。
例えば、納豆らしさを表現するために混ぜると納豆独特の粘りある糸引きをより強くする納豆菌、人の味覚部分に作用してうま味を感じやすい納豆菌などがあります。
また、分かりやすい商品としては「臭いが少ない納豆」と言えば分かりやすいと思いますが、このように臭いが比較的少ない納豆菌などもあります。

これらはタカノフーズ株式会社がオリジナル保有する納豆菌のごく一例ですが、このように納豆菌ひとつでも様々な得意分野があります。
今回のタカノフーズ「すごい納豆s-903」は、花粉症やインフルエンザなどの予防効果をより高めるための「免疫力」向上にコミットした商品になります。
個人的には、臭いとか粘りなどの分野よりもこのような「健康」をテーマにした納豆は嬉しいです。

さらに「タカノフーズ すごい納豆s-903」は納豆だけでなく、納豆たれもシールド乳酸菌(R)を組み合わせてより免疫力が向上する仕様になっています。
まさに鉄壁の免疫力納豆(インフルエンザ予防の納豆)となっていますね。

気になる「すごい納豆 S-903」製品情報

おかめ納豆の新商品は乳酸菌も豊富です。

  • 商品名  :すごい納豆 S-903
  • 内容量  :40g×3パック
  • 添付品  :シールド乳酸菌(R)入りたれ、からし
  • 賞味期間 :15日間
  • 小売価格 :198円(税込213円)
  • 販売エリア:全国

毎日の納豆で効果は向上する

体により食品として認知されている納豆ですが、時々食べるよりも毎日納豆を食べる方が効果が高まります。
「タカノフーズ すごい納豆 S-903」の2か月半(10週間)の実験でも、毎日の納豆摂取で効果が劇的に高まりインフルエンザと花粉症に予防効果が実証されました。
体の免疫力を高めるために、毎日納豆を取り効果を高めてあげましょう。

納豆効果は朝か夜どちらが良い?

毎日納豆を摂取し、免疫効果がより向上する事はわかりましたがいつ納豆を食べると良いのでしょうか。
もちろん、いつでも納豆を食べることは体に良いことは事実ですが体のメカニズムも考え最適な時間が気になるところです。
一般的に、納豆は朝食に出る場合が多いイメージがあります。

そのため、納豆の効果は朝が一番良いという思い込みイメージがあります。
実は納豆効果は夜に食べると、一番体に良い反応がでます。
つまり、納豆の効果が高まるのは朝より夜です。

なぜ納豆効果は夜に高まるの?

血流を良くする

まず、納豆には「ナットウキナーゼ」という血液をサラサラにする作用のある酵素が含まれています。
この「ナットウキナーゼ」は納豆のネバネバした糸引きに含まれている酵素です。
また、酵素「ナットウキナーゼ」は摂取後約12時間前後の間作用しますので、血流が滞りやすい寝ている間が良いです。

夜の寝ている間は、血液の循環が鈍くなるので「ナットウキナーゼ」で血流を良くすることができます。
つまり、血流の改善の意味で納豆効果は夜にする方が良いというわけです。

成長ホルモンの分泌促進

納豆には「アルギニン」という成長ホルモンを分泌させる効果のある成分が入っています。
私たちの体は、眠りについた後2時間から3時間後くらいに「成長ホルモン」が分泌され始めます。
この体内の成長ホルモン分泌にあわせて「アルギニン」を摂取する方が良いので納豆効果は夜にする事が良いです。

納豆の豆知識

納豆はそのまま食べても十分体に良い栄養素が豊富ですが、食べる前に2日から3日ほど寝かせておくと体に良いです。
その寝かせている期間に更に納豆の発酵が進み、「ナットウキナーゼ」やその他の栄養成分が増加します。
また、食べる直前は冷えた状態ではなく常温の状態にした納豆がおすすめです。

納豆が常温になると、納豆菌が活発になり納豆自体の柔らかさも高まり、粘りも味も良くなります。
しかし、納豆を加熱する事はナンセンスですので注意してください。
納豆を加熱するとせっかくの血液をサラサラにする成分「ナットウキナーゼ」の成分が壊れてしまいます。

納豆効果を高める食べ合わせ

納豆は血液をサラサラにし、成長ホルモンの促進と共にインフルエンザと花粉症の予防に良い事がわかりました。
そして、納豆効果は夜にタイミングを合わせてあげるとより効果が高まることも分かりました。
さらに納豆と合う以下の食材を一緒に食べることで、更に健康的になれます。

  • ネギ
  • タマゴ

納豆にネギやタマゴを一緒に入れた食べると、栄養価が高まります。
ネギにはコレステロールを下げる効果があり、疲労回復の効果があります。
また、卵はカルシウムの吸収をよくする個かがあるので納豆と一緒に食べることで栄養素の吸収が良くなります。