すかいらーくと言えば、ファミリーレストラン最大手の外食企業です。
このたび、すかいらーくがセルフレジをファミレス界で初めて導入すると発表しました。
すかいらーくは、「ガズト」「バーミヤン」「ジョナサン」などが有名です。
すかいらーくがセルフレジ導入の理由
すかいらーくグループでは、時間効率の向上を目的に一部の店舗でセルフレジをテスト導入することになりました。
有人レジの場合は一人当たりの清算完了時間が約40秒前後かかるが、無人のセルフレジを活用すると清算が約10秒から15秒となる処理能力がある。
つまり、すかいらーくがセルフレジを導入すると、清算時間効率が約3倍~4倍に向上することになります。
外食業界では、様々な場面で効率化が課題になっているのでこのファミリーレストランでのセルフレジの導入は効果的だと考えられます。
まず、すかいらーくグループがセルフレジの導入テストをする店舗は、「ジョナサン」からスタートし「ガスト」「バーミヤン」と導入が進みます。
セルフレジにすることで様々なリスクもあるので、全店舗に導入せずにまずは都内の3店舗で実験を行いデータを取得することが目的である。
すかいらーくセルフレジの清算の仕方
すかいらーくグループのセルフレジの清算の仕方ですが、ファミリーレストラン利用者が会見の際に無人レジへ伝票をセルフレジに読み込ませることにより完了します。
また、お支払いには現金はもちろん、クレジットカードや電子マネーにも対応している点が嬉しい要素であります。
利用者にとっては、お昼時の清算待ちに対するストレスがセルフレジ導入によって解決できる期待が高まってもいます。
すかいらーくセルフレジ導入の目的
さて、すかいらーくグループがなぜセルフレジをファミレス業界で初めて導入しようと考えたのでしょうか。
それは、セルフレジを挿入することでお客様満足度の向上へ時間をまわせるようにするためとありました。
すかいらーくがセルフレジを挿入すると、清算時間が大幅に削減できます。
その時間を接客に回すという考え方です。
さらに、二次効果として清算待ちのお客様を待たせることが少なくなる効果もあります。
現在は実験3店舗で様子を見て、効果が高ければ全店舗への導入をすかいらーくグループは検討しているとの事でした。
実は他業界でセルフレジが大きく普及
ファミリーレストランでのセルフレジの導入は、今回が初めてとありニュースでも話題でありました。
しかし、他業界では様々な業態でセルフレジが導入されております。
スーパーなどを始め、ファーストフードのマクドナルドもセルフレジを導入している事には驚きであります。
また、大手アパレル企業のジーユーや無印良品などの店舗でもセルフレジが導入されております。
実はセルフレジが導入され始めた時期は、2000年代の前半であります。
以外にもセルフレジは昔から活用されていた事実には驚きです。
日本マクドナルドがセルフレジを導入した時期は、2016年となりますが現在では国内4店舗でセルフレジを導入しております。
そして、ジーユーでは20店舗でセルフレジを導入しております。
両者とも現在は、テストでの導入だが様子を見てデータを取りながら展開を検討しているとの事でした。