オリニギリをご存じでしょうか。
オリニギリとは、「おりがみ」と「おにぎり」を合わせた造語です。
もうイメージが浮かんだかと思いますが、折り紙のようにおにぎりを結んでオリニギリが出来上がります。
さて、この斬新なオリニギリの発想はとても話題となりGOODデザイン賞を受賞しております。
オリニギリは折り紙のようにお米を折り、富士山や千鳥などユニークなデザインのおにぎりが作れます。
古き良き日本の「折り紙文化」と「おにぎり文化」が融合した、あたらいいアイデアですね。
オリニギリを通じて文化を知る
あなたも幼いころに折り紙を折って、遊んだ経験があるかと思います。
今思い返すと、懐かしい思い出です。
折り紙は、小さい頃によく折ったももの現在ではまったく折り紙をしていないのではないでしょうか。
また、おにぎりも同様に古き良き文化のひとつですが今現在も年齢に関係なくおにぎりをいただくことがあります。
これは、折り紙が遊びの文化に対しておにぎりが食の文化であるため年齢に関係なくおにぎりを作る機会や食べる機会が多いのではないでしょうか。
このたび、オリニギリの登場で大人も折り紙要素を取り込んだおにぎり作りで、よりおにぎりを楽しく食せるようになりました。
中でも、お子様のいるご家庭では親子そろっておにぎり作りを楽しむきっかけにもなります。
子供の立場からすると、おにぎり作りは楽しみというよりはお手伝いという認識です。
しかし、オリニギリには折り紙という遊びの文化が入っているので、おにぎり作りそのものが一部遊びのような楽しい要素が含まれます。
つまり、オリニギリで富士山を作ったり、千鳥を作ったりしてまるでアートのようなおにぎりを楽しみながら子供がお手伝いをしてくれるようにもなります。
子供の心情として「お手伝い=いやだな」というものが、オリニギリにはないので進んでおにぎりを作ってくれそうですね。
オリニギリの作り方
オリニギリ作りは特に難しい用意はなく、オリニギリ専用のおにぎり折り紙があります。
自分で試行錯誤しながら、おにぎりを折る厚紙を自作するには苦悩ですがオリニギリ専用キッドがあるから誰でも作ることができます。
オリニギリの作り方の手順は以下の通りです。
- 印刷面を上にして、印刷されたガイド線沿っており目をつけます。
- 完成形をイメージしながら、折り目に沿って一度組み立てる
- 一旦組み立てたシートを開いて、無地面にサランラップを敷いてから海苔の載せます。
- お茶碗一杯分のご飯を平らに広げて海苔に載せ、おにぎりの具を入れます。
- 再び折り線に沿ってシートを折り、完成形に仕上げます。
- しっかりと形が整うように握ったら完成です。
オリニギリの作り方をイラストで、解説すると以下のようになります。
画像出典:news.infoseek.co.jp
実際に、オリニギリを作ってみると以下のようなイメージです。
画像出典:news.infoseek.co.jp
オリニギリのバリエーション
画像出典:orinigiri.com
オリニギリは専用のキッドがあるので、簡単に楽しく面白いユニークなおにぎりを作ることが出来ます。
現段階で握ることが出来るオリニギリは、4種類あります。
では、オリニギリの種類をご紹介します。
- 三角錐(共有)・・原始的な構造で、最小限の2つを人と分け合うデザイン
- 三角錐(仲間)・・複数のテトラを連続させ、人の輪をイメージしたデザイン
- 富士山・・・・・・日本の象徴をおにぎりでデザイン
- 千鳥・・・・・・・自由と言う大きな翼をデザイン
現在、4種類のユニークなオリニギリがデザインされていますが今後もバリエーションを増やす方針だそうです。
今確認できる段階で9種類の試作デザインオリニギリが発表されておりました。