ライト兄弟は三男と四男だった!しかも飛行機の初飛行は日本人

ライト兄弟と聞くと、誰もが飛行機を思い浮かびます。
そして、人類で初めて飛行機を飛ばして「人類の夢」を達成した兄弟と習ったのでないでしょうか。
そのライト兄弟は2人と思いがちですが、実はライト兄弟は三男と四男です。

1903年の1217日に、人類史上初の初飛行にライト兄弟が成功したと歴史に記録されております。
しかし、ライト兄弟の飛行機よりも先に、実は日本人が12年早く飛行機の初飛行を達成していたのはご存じでしょうか。
ライト兄弟の飛行機初飛行時の裏話から、日本の初飛行までご紹介したいと思います。

ライト兄弟は三男と四男

歴史的に有名なライト兄弟は、三男のウィルバー・ライトと四男のオーヴィル・ライトです。
有名なライト兄弟には、兄が二人と妹が一人の5人兄弟でした。

  • 長男 ルクラン・ライト
  • 次男 ローリン・ライト
  • 三男 ウィルバー・ライト
  • 四男 オーヴィル・ライト
  • 長女 キャサリン・ライト

ライト兄弟の三男と四男が飛んだ距離

歴史的に初めて、ライト兄弟が有人動力飛行機で空を飛んだ日が現在では「飛行機の日」と呼ばれております。
では、ライト兄弟はどのくらいの距離を飛んだのかをまとめてみました。
ライト兄弟は、アメリカのノークカロライナ州で自作した「ライトフライヤー号」で初飛行の実験を行いました。

  • 1回目の飛行実験:飛行時間12秒 距離約36.5m
  • 2回目の飛行実験:飛行時間12秒 距離約53.3m
  • 3回目の飛行実験:飛行時間15秒 距離約60.9m
  • 4回目の飛行実験:飛行時間59秒 距離約259.6m

計4回の飛行実験を行い、4回目にして約1分間で259mの飛行に成功しました。
しかし、4回目の飛行実験で時間と距離共に良い結果を残すことが出来たのですがライト兄弟は着陸に失敗してしまい期待が損傷してしまいました。
その結果、なかなかライト兄弟の発言を信じてくれる人いない状態が続き批判の荒らしにあいます。

また、大学教授や研究者たちも「機械が空を飛ぶことは技術的に不可能だ」と決めつけ、そしてライト兄弟を批判する論文まで発表するくらいのものでした。
その当時のライト兄弟の心情は相当悔しいものだったと思います。

ライト兄弟は三男と四男どちらが初めてのパイロットか

ライト兄弟が、飛行機を発明し空を飛ぶことに成功したわけですが人類初のパイロットは三男と四男どちらかが疑問点です。
当時は人類初の飛行にチャレンジするわけですから、いきなり二人乗りの飛行機はハードルが高すぎるわけです。
そして、ライト兄弟が自作した「ライトフライヤー号」も当然一人乗り飛行機です。
結論となりますが、初めに飛行実験に挑戦したのは、ライト兄弟四男のオーヴィル・ライトです。

実は日本人がライト兄弟より12年早く空を飛んだ

さて、今や人類で初めて空を飛んだ人はライト兄弟と認知されており、歴史にも残っております。
私もライト兄弟について詳しく調べてみた初めて知った事ですが、実はライト兄弟よりも日本人が先に初飛行に成功しています。
では、その日本人とは誰なのでしょうか。

明治時代の航空機研究者が最初の飛行者

実は明治時代の航空機研究者である二宮忠八という人物が、翼を羽ばたかせるのではなく風を利用して空を飛べるのではないかと考えていました。
そして、風を受け止める翼の空気抵抗を浮力に変える実験が始まり、二宮忠八は「カラス型模型飛行器」を発明しました。
当時25歳という若さで、二宮忠八は1891年4月29日に丸亀練兵場にて飛行実験を行い10mの飛行に成功しました。

飛行距離は少ないとはいえ、当時空を飛ぶという発想擦らない時代に「人が空を飛ぶ」という夢が達成された歴史的瞬間でもあります。
それはライト兄弟が1903年に初飛行した歴史がありますが、その12年も前の1891年に二宮忠八が人類史上初の飛行に成功しました。
残念ながら、歴史の教科書でも日本人の初飛行は紹介されておらず衝撃の事実です。

そのこともあり、人類初の飛行者として二宮忠八の銅像が建てられております。
そして、二宮忠八は「飛行機の真の発明者」と称されております。
もう少し、世界に向けて「飛行機の真の発明者」を広げてほしい気持ちです。