ホッチキス針はずし「そのままで大丈夫」衝撃の事実!

私たちの生活で、なじみ深いホッチキス針。
小さい頃からのなごりで「ホッチキス針はずし」をしている人は多いだろう。
私も紙を捨てる際に「ホッチキス針はずし」をしていたが、なんど外す必要が無い事実が発覚した。

ホッチキス針はずし支障ない

ホッチキス針のメーカーのパッケージに衝撃の言葉があることに衝撃を受けている。
ホッチキス針は古紙再生工程で支障ありません」という、ビックリする言葉です。
今までホッチキス針はずしを一生懸命やってきたが、そもそも必要がなかったのか。

ホッチキス針のメーカーである「マックス株式会社」によると、古紙再生工場にはホッチキス針を取り除く機能があると言っております。
そして、紙や書類などにホッチキス針があっても問題なく分別できる事を確認し、2001年9月1日から「ホッチキス針は古紙再生工程で支障ありません」という言葉がパッケージに印刷されたという話です。

ホッチキス針はずし8割

ホッチキス針はずしをしなくともリサイクル工場にて、しっかりと分別できる事実はあまり知られていない。
今現在、約8割の方がホッチキス針はずしを行っているデータがある。
実に驚きのデータではあるが、ホッチキス針はずしをしなくても良くなった理由には環境問題がある。

リサイクル促進のためにホッチキス針はずし無し

ホッチキス針はずしは、手間がかかる点が環境問題に大きく関わっている。
少量のホッチキス針であれば、ホッチキス針はずしをしてリサイクルに出しやすい。
一方で、大量の書類や複数個所にホッチキス針のある書物の場合、ホッチキス針はずしが面倒でリサイクルではなく破棄する方が多い事も事実です。

つまり、多くの書物や書類がリサイクルに回されずゴミとして破棄されてしまっている。
ホッチキス針はずしをしなくて良いという事実を多くの方に知っていただけると、今現在よりも破棄ではなくリサイクルへと回される割合が増えるという事です。
リサイクルが増えれば、その分だけ環境問題が改善するという話である。

本当はホッチキス針はずしを願う

古紙再生リサイクルの技術では、ホッチキス針はずしをしなくとも分別できる機能が備わっているとお話しました。
しかし、再生紙工場の会社の意見では「ホッチキス針はずしをしなくと問題はないが、可能な限り外してほしい」という内容であった。
これには、工場の機能としてホッチキス針を取り除くことが十分可能であるが工場の処理過程によって僅かに取り除けない可能性があるからである。

例えば、複数のA4用紙をホッチキス針でまとめている物は用意に分別できる。
これが粘着剤が混じった書物であったり、特殊なインクが使用されている紙にホッチキス針があると100%確実に取り除くことが出来ない可能性があるといいます。
ですので、可能な限りやっぱりホッチキス針はずしをしてほしいという事が再生紙工場側の本音でした。

時と場合によるホッチキス針はずし

これまでのお話で、基本的には古紙再生工場の設備にはホッチキス針はずしをしなくても分別がしっかりとできる機能を搭載しております。
ホッチキス針に限らず、金属を取り除くそれ専用の機械が存在するためである。
そのため、何も特殊な加工がされていない通常紙であれば、ホッチキス針はずしをしなくとも問題がありません。

時と場合を考え、私たちもホッチキス針はずしをすれば良いという事であります。
つまり、古紙再生リサイクル工場側が難儀としている粘着性のある紙や書類、又は特殊な加工をされている紙などのホッチキス針に気を配れば良いという事になります。
通常の普通紙はそのままホッチキス針をつけたままリサイクルに出し、特殊なモノはホッチキス針はずしを意識していきましょう。